ローカル列車 乗り放題

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全国各地を列車でめぐる旅の乗車記録

ついに念願の北海道乗り鉄の旅へ(8)[4日目前編・宗谷本線で最北端の地へ]

北海道4日目。いよいよ最北の地、稚内を目指して出発する。

 

旭川6時03分発の普通列車に乗車する。先頭はキハ54、2両目はキハ40の編成である。

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なんと、この列車は稚内まで一気に行く。

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車内は、地元の高校生に、イスラム系と思しきの外国の方8名ほどの団体など、乗っている人はそんなに少なくない。

 

旭川駅を出発して、永山あたりまでは旭川市の街がしばらく続き、次いで列車は比布町へ入る。「ぴっぷ」という独特の発音をするが、誰しも聞き覚えがある名前である(肩こりに効きそうだ。)。

 

さらに進むと、列車は宗谷本線の難所である塩狩峠へと差しかかり、きつい勾配を上ってゆく。小説の名前にもなっている有名な場所である。

 

塩狩峠を下れば、和寒に到着である。これを「わっさむ」とはなかなか読めない。

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そして、列車は士別を通り、宗谷本線の中心駅のひとつである名寄に到着。高校生たちがぞろぞろと降りていき、列車の二両目はここで切り離し作業を行う。

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名寄から先は設定されている列車の数もずっと少なくなり、今回乗車した稚内行きの列車も1両となった。

 

次の主要駅である美深に着くと、乗客はさらに少なくなって、地元の方らしき人はほとんどいなくなった。

北海道では有名である、いわゆるダルマ駅がちらほらと出てきた。もともとは貨車等の廃車を利用した駅舎を転用した駅は、ダルマ駅と呼ばれている。紋穂内はかなり老朽化が激しそうであるが、大丈夫だろうか。

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旭川を出発してから、およそ3時間。9時5分に音威子府に到着した。「おといねっぷ」という発音は日本のものとは思えない不思議な響きがあり、頭の中に何度も蘇ってきそうである。

北海道で一番小さな村であるという音威子府は、宗谷本線の中では要衝となる駅であり、かつては天北線が分岐していた。過去には鉄道の街として賑わっていたらしい。

その名残だろうか、ここの駅そばは随分と有名である。僕が乗った列車は開店時間前に出発してしますが、乗客の男性の一人は駅そば目当てにやってきたようで、車掌に駅そばの開店時間を聞いて下車して行った。

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音威子府を発車し、列車は天塩川沿いをうねうねと曲がりくねるように進んでゆく。車窓は川の流れが見えたり、広大な原野が見えたりして、ところどころでは牧草ロールが無造作に転がされている。いかにも北海道らしい風景が続いていく。

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音威子府から1時間半ほどして、10時31分に幌延に到着した。ここでは、20分ほどの停車時間があるので、しばし休憩する。朝からほとんど座りっぱなしだったから、外に出て歩くのもいい気分転換になる。

駅の前ではコスモスがちょこんとかわいらしく咲いていた。

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幌延を10時53分に出発。ここまで来れば稚内まではラストスパートである。

列車はサロベツ原野をひた走ってゆく。兜沼駅を出て直後に、少しだけ兜沼が車窓から見える。

さらに延々と続く牧草地では、ところどころで牛が放牧されており、列車のことなど全く気にも留めずに優雅に歩いている。

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抜海を出て、列車は日本海に接近する。

少しの間だけ、車窓が開けて海の向こうまで見渡すことができる。曇り空ではあったが、ここの景色にははっとさせられた。宗谷本線の中では一番良い車窓だと思う。

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そして、12時07分に日本最北端の駅、稚内に到着した。

旭川からは、6時間ほどの長い乗車であった。

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駅舎は相当にきれいで現代的である。ガラス越しに最北端の線路と今まで乗ってきた列車を鑑賞することができる。

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さて、次回は、はるばる稚内まで来たので、宗谷岬まで足をのばしたいと思います。

 

 

今回の旅の詳細な日程は、下記をご参照ください。

ついに念願の北海道乗り鉄の旅へ(1)[スケジュール編] - ローカル列車 乗り放題

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