黒部峡谷鉄道は、もともとは黒部川水系の発電所建設のための資材運搬用のための鉄道でしたが、その後は旅客輸送も開始して、現在はトロッコ列車が観光のために一役買っています。
今回はトロッコ列車や観光はさておき、黒部峡谷鉄道の駅名標を集めました。なお、黒部峡谷鉄道で一般に下車できる駅は、宇奈月駅・黒薙駅・鐘釣駅・欅平駅のみです。
宇奈月駅
起点の宇奈月駅です。富山地方鉄道の宇奈月温泉駅とは少し離れています。
線路の外側には自立式の駅名表もありました。駅の標高も書かれています。
柳橋駅
柳橋駅のそばには、関西電力の新柳河原発電所があります。まるで西洋風の城のような外観をしています。
森石駅
駅名票がなかなか見つかりませんでしたが、列車が動き出した後になんとか発見しました。
黒薙駅
この駅では下車することができます。宇奈月温泉の源泉である黒薙温泉が有名です。ホームをいくら探しても駅名標がないと思っていたところ、線路の外側で見つけました。
笹平駅
駅のホーム上に簡素な建物があります。トイレもあります。
出平駅
駅の近くにある出平ダムはトロッコ列車から見ることができます。
猫又駅
駅に到着する手前で黒部川第二発電所をトロッコ列車から見ることができます。
鐘釣駅
鐘釣駅は下車することができ、河原に温泉が湧き出ているのが有名です。この駅では列車の出発時にはスイッチバックを行います。スイッチバック時のブレーキ音の緩和のために線路に散水がされています。
小屋平駅
小屋平ダムが近くにあり、駅からもダムの施設の一部が見えます。
欅平駅
終点の欅平駅です。ここから猿飛峡や名剣温泉などの観光へ行くことができます。