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全国各地を列車でめぐる乗り鉄の旅

秋田内陸縦貫鉄道の雪景色を楽しむ[後編]ー寒い冬だから行きたくなった東北の旅(8)ー

秋田内陸縦貫鉄道に乗車して、阿仁合駅にやってきました。

生まれてからそれほど雪に縁がなかった私にとっては、積雪量に驚くばかりです。

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阿仁合駅は、現在、駅舎の改修工事を行っており、仮設の駅舎で営業していました。
駅に併設された洋食レストランの「こぐま亭」で昼食をとります。

馬肉シチューは既に売り切れとなっていましたので、オムハヤシとサラダ・スープのセットをいただきましたf:id:yukisigekuni:20180217211830j:plain

卵は半熟で、旨みのつまったデミグラスソース。ローカル線に乗って本格的な洋食をいただくというギャップが良いです。

 

また、阿仁合駅には売店や内陸線資料館も併設されています。もともと鷹巣と角館を結ぶ国鉄鷹角線として計画されていた現在の秋田内陸縦貫鉄道ですが、長らく北の阿仁合線と南の角館線に分断されたままでした。

国鉄の民営化に際して、これらの分断された路線を一体的に経営することで発足した第三セクター秋田内陸縦貫鉄道は、1989年に未通区間を開通させ、悲願の全線開通にこぎつけたという歴史があります。

 

阿仁合駅からは、急行もりよし号に乗車して角館まで向かうことにします。

急行列車は、車両は普通列車と変わりばえしないものの、アテンダントが乗車して沿線を案内してくれるとともに、車内販売のサービスもあります。                          

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列車は阿仁合川の流れを車窓にうつしながら、南へと下っていきます。白くなった山や木立ちの間に川の流れが見えるのは、この季節ならではの景色ではないでしょうか。

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川の流れは、車窓に付いたり離れたりで、車窓から見えるたびに一様ではありません。その時々で違った姿を見せてくれます。

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車内販売では、秋田内陸線のオリジナルの日本酒を購入しました。

冬景色を眺めながら、お酒もついつい進んでしまいます。

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列車はいよいよ山の奥深くへと入っていきます。

阿仁マタギ駅を出ると、沿線で最も長い十二段トンネルへと入ります。トンネルはほぼ直線で、5km超の長さがあります。角館方面へと向かって上り勾配が長く続いているようです。

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長いトンネルを抜けると仙北市へと入ります。車窓は残念ながら雪で見えなくなってしまいました。

上桧木内駅では、毎年2月10日に紙風船あげのイベントが行われています。東北では、冬の東北はあちこちで催しがあるみたいですね。

 

列車は、田沢湖へアクセスできる松葉駅を経て、終点の角館へと到着です。

角館の駅前もかなりの雪が積もっていました。積み上げられた雪は背の高さを優に越していました。

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東北の旅3日目は、一日ずっと雪のある光景を見てきました。この時期の東北に来て、見たかった景色でした。

 

寒い冬にこそ、寒いところへ行ってみるのも悪くないです。

東北では冬に色々なお祭りが各地で開催されています。しっかり防寒対策してお出かけしてみるのはどうでしょうか。

 

 (終)