もこもこ鉄旅部。

乗り鉄・旅鉄・駅ノート絵師(駆け出し)の筆者が、全国津々浦々を鉄道旅でまわったり、駅訪問して駅ノートにイラストを残したりするブログです。

【帯広~根室】北海道一周の乗り鉄旅へ【2日目後編】

北海道2日目。前回は、苫小牧から、夕張を経て、帯広までやってきました。

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本記事での列車の乗り継ぎ

 (1)帯広 1242発→釧路1610着(根室本線 2527D)

 (2)釧路 1617発→根室1849着(根室本線 5633D)

 (3)根室 1901発→釧路2138着(根室本線 5634D)

 

帯広から釧路へ

帯広12時42分発の釧路行きに乗車。3時間超の乗車で一気に釧路まで行きます。  

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帯広からは、しばらく街が広がっているようで乗客も多く、私の座っていたボックスにもお母さんと小さい娘さんの2人連れと相席となりました。親子は幕別で降りていき、このあたりからは乗客もずいぶんと少なくなってきました。

 

池田を過ぎて、列車は南下して太平洋の方向へ。列車の車窓は、北海道らしく一面の広い畑が多くなってきます。

さらに浦幌までやってきて、いよいよ乗客も鉄道好きばかりとなってきた感じがあります。次の駅の厚内までは、何と30分以上もかかります。

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途中の上厚内信号所で特急の通過待ちです。ここもちょっと前までは駅だったようです。降りられないのが残念。

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厚内を過ぎると、ようやく太平洋が見えてきました。直別、尺別、音別と、三段活用をするかのように駅を進んでいきます。

 車窓は、良い意味でこれといって何もないです。これぞ北海道に来たと感じさせられます。

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白糠からは少し街っぽくなってきたまし。浦幌のあたりから、ほぼ畑とか海とかしか見ていないので、街にやってくるのが何だか懐かしいです。釧路までの長い道のりも、ようやく終わりが見えてきました。

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大楽毛、新大楽毛と、何とも楽しそうな響きの名前の駅を過ぎ、16時10分にようやく釧路の到着しました。ちょっと休憩したいところですが、すかさず向かい側のホームの根列車に乗車します。

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根室行きの列車に乗車!

釧路を16時17分発の根室行きの列車に乗車します。十数分もすると車窓は木々しか見えなくなってきます。見間違いでなければ、遠くに鹿がいるのも見えました。

 

厚岸からは海の景色となり、車窓からは厚岸湾を望むことができます。

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根室本線の釧路から根室までの区間は、花咲線という愛称が付いています。そして、この花咲線には、花咲駅があったが、残念なことに2016年3月に廃駅となってしまっています。

なんだか寂しい話ではありますが、花咲線という名称は現在も残っています。花咲蟹や花咲港に由来していると考えれば、特に名称を変える必要はないのかもしれません。

 

根室駅に到着!

根室駅には18時49分に到着しました。

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根室駅は日本最東端の「有人」駅となっています。このようなまわりくどい言い方になっているのは、日本最東端の駅は、隣の東根室駅であるという事情からです。

 

折り返しの列車で釧路まで戻ったため、短い時間の訪問となりましたが、さすがにここまで来ると達成感はあります。

釧路駅へと戻って、北海道3日目は釧網本線と石北本線に乗車して、釧路から旭川へ向かいます。